左足が絶えず動く人を見る

てんいちそうほんてん

特別講義聴講のため、マギさんと京都遠征。
彼女は天下一品のラーメンが大好きだ。目的地の近くに本店があるというので向かった。
私にとっても食わず嫌い克服のまたとない機会である。看板前で記念撮影して入店、こってりラーメンを注文する。
うーん、マギさん、このラーメンはシチュウです。
ラーメンスープの固定観念を覆す凝固感である。


昼間っからちょっと飲んだあと、アリサさんの案内で京造に潜入。
教室の最前を固めてみっちり1コマ。あるあるの千倍くらいのスピードで情報が流れ込んでくる。
脳がついてゆける気分、すごいぞ。そんな気にさせる教え方がニクいぞ。


阪急線で大阪に戻り、主婦と赤ん坊と合流する。
マギさんが「これからは健康よ。私は長生きする」と言っていたので栄養成分表のコピーを贈ると、そんなことは言った覚えがないといわれる。
あれか、秘書がゆったんか、と問い詰めていくと、どうやら私の夢の中の彼女が言ったことらしい。
うんごめん忘れて。というか、夢の中のあなたに渡して。
サンタさんにはあたらしいプレステがほしいですって伝えといて。
せっかくなので三尺三寸膳で野菜を食べる。
1才児を見送り、仔雅ちゃんが加わって夜が更けていく。


今日もまた露出狂に遭遇しました。知り合いじゃなくて本物の方でしたが。
寒そうだねえ、縮こまってんじゃねえか。じゃなかった、お風邪と警察には気をつけてくださいね。
その手のヒトは何かに飲み込まれたような共通の表情をしていると思う。身体の強張りようも似ている。
何でなんだろう。